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- 中古ノートパソコンを購入したいけど、バッテリーの劣化・消耗が不安…
- これから中古ノートパソコンを購入しようと思っている
こんな場合に、参考になる記事となっております。
バッテリーには寿命があり、使用するほど劣化をしていき、バッテリー駆動時間が短くなっていきます。
中古のノートパソコンのバッテリーは使用済みの状態です。
そのため、新品のバッテリーと比較し、程度の差こそあれ劣化・消耗している状態となります。
そこで当記事では、
- そもそもノートパソコンのバッテリー容量とは何なのか?
- バッテリーは保証対象外になること・その理由
- なるべくバッテリーの劣化が少ない可能性のある中古ノートパソコンを購入するコツ
- 商品化においてバッテリーテストを行っている中古パソコン専門店
- 参考までにバッテリー劣化度合の確認方法例(Windowsの場合)
…お買い替えの時期かどうかの判断目安となります。 - バッテリーの寿命の目安を考察
以上について解説・紹介をしております。
当サイト運営者は、中古パソコンの販売、及びメンテナンスに関わる業務経験があります。当記事は、以上の実務経験のある当サイト運営者が作成しております。

実務経験も踏まえ、信頼性ある記事作成を心掛けております。
なるべくバッテリーの劣化が少ない中古ノートパソコンを購入するコツや、商品のバッテリーテストを行っている数少ない中古パソコン専門店などを把握することができます。

参考までに確認されたい方はご覧になってください。
そもそもバッテリー容量とは?…使用頻度により充電容量は低下
パソコンにおけるバッテリー容量とは、「設計容量(新品時の容量)」と「フル充電容量(現在のフル充電できる容量)」があります。
- 設計容量…初期のバッテリー容量(新品時の容量)
- フル充電容量…現時点で満充電できるバッテリー容量
(新品時から充電・放電をした状態のバッテリーが、現時点で満充電できる容量)
「設計容量(新品時の容量)」と「フル充電容量(現在のフル充電できる容量)」のうち、フル充電容量については、バッテリーの充電・放電をするにつれ、「フル充電容量」は低下していきます。
例えば、下記↓の画像はバッテリー情報を確認できるツールを実行し、バッテリーの設計容量(DESIGN CAPACITY)とフル充電容量(FULL CHARGE CAPACITY)の表示部を拡大した画面です。
バッテリーの設計容量(DESIGN CAPACITY)は32,630mWhとなっていますが、現在フル充電できる容量「フル充電容量」(FULL CHARGE CAPACITY)は31,970mWhです。
容量が低下している分、消耗・劣化しているということになります。

上記↑画像の現在のバッテリーフル充電容量を設計容量で割った割合は、パーセンテージで表しますと約98%となり、約2%ほど消耗・劣化しているということになります。※こちらのパーセンテージの数値は小数点第1位以下を四捨五入した数値となっております。
計算式
フル充電容量(FULL CHARGE CAPACITY)
÷
設計容量(DESIGN CAPACITY)
||
31,970 mWh
÷
32,630 mWh
=
約98%
※こちらのパーセンテージの数値は
小数点第1位以下を四捨五入した数値となっております。
フル充電容量が少なるにつれ、バッテリーでノートパソコンを駆動できる時間も短くなってしまいます。
以上のことから、中古のノートパソコンのバッテリーは、程度の差こそあれ、すでに充電・放電を繰り返している状態であり、新品時と比較して少なからず劣化しているということになります。

もし中古ノートパソコンを、バッテリーでの駆動を前提として購入する場合は、程度の差こそあれどバッテリーが劣化していることは頭に入れておいた方がよいでしょう。
基本的にバッテリーは保証対象外!(消耗部品扱いであるため)
通常、バッテリーの劣化・消耗を、保証の対象としているショップはほとんどありません。
こちらに関しては、中古品のノートパソコンのみならず、新品のノートパソコンを取り扱っているショップも同様に、バッテリーの劣化・消耗は基本的に保証対象外となります。
その理由は、バッテリーは消耗部品(消耗品)扱いとなるためです。消耗部品(消耗品)は、使用する度に摩耗・劣化していく部品等とされ、こういった部品等は使用頻度により摩耗・劣化・故障は避けられないとされます。

消耗部品(消耗品)は、使用するにつれて摩耗・劣化・故障は避けられないとされるため、保証の対象外となります。
- バッテリー
- 電池(CMOS等)
- インクカートリッジ …など数々の消耗部品あり
バッテリーを含む消耗部品は、保証対象外となる旨が保証規約等に記載されています。
したがって、中古ノートパソコンの場合、「バッテリーが劣化しているため保証対応をしてほしい」と要望をしたとしても、通常は保証対応とはなりません。
ですので中古ノートパソコンは、バッテリーが劣化しているからといって、必ずしも不良品とは言い切れないということも頭に入れておきましょう。
なるべく劣化の少ない中古ノートパソコンを購入するコツとは?
本項では、なるべく劣化の少ない中古ノートパソコンを購入するコツをご紹介いたします。

※あくまでも私の中古パソコン販売に関わる実務経験からの考察です。必ずしもバッテリーの劣化が少ないことを保証するわけではありませんのでご了承ください。
中古ノートパソコンの新品発売日(製造年)から考察
新品発売日から1~2年までといった、新品発売日から新しい中古ノートパソコンを購入することが、バッテリー劣化の少ないノートパソコンを購入できる可能性が高まると考えます。
※新品発売日とは、中古品を取り扱うショップが、中古パソコンを売場に並べた日付とは異なりますのでご注意ください。
新製品ニュース等で発表される、新品発売日となります。
バッテリーは、使用回数を増すごとに劣化をしていきます。新品発売日から年月が経過している中古ノートパソコンほど、その分使用回数を増す傾向にあります。
したがって、新品発売日から年月が経過していない中古ノートパソコンほど、バッテリーが劣化が少ない可能性が高まると言えます。
中古ノートパソコンの新品発売日は、インターネット通販の場合は商品ページに記載されていることがあります。
もし新品発売日が商品ページに記載がない場合、パソコンのモデル(型番)をGoogle等の検索窓に入力して、インターネット上で調べることで確認できる場合もあります。
パソコンのモデル(型番)も、インターネット通販の場合は基本的には商品ページに記載されています。
インターネット通販の場合
- 商品ページの「型名」という欄に記載されている場合
- 商品ページの「型番」という欄に記載されている場合
- そのほか、商品ページ上部など目立つ場所に、メーカー名の横に記載されている場合 …など
※ご注意 パソコンのモデル(型番)について※
ショップやパソコンによっては、モデル(型番)の記載ではなく、シリーズ名が記載されていることもあります。
シリーズ名の例…
TOSHIBA…dynabook、Qosmio、Satelliteなど
acer…Aspire、Aspire One、TravelMateなど
lenovo…ThinkPad、ThinkCentreなど
DELL…Inspiron、Latitudeなど
シリーズ名で検索をしても、そのシリーズ名で販売されている様々なパソコンが検索結果に表示されることがありますので注意が必要です。
パソコンのモデル(型番)をGoogle等の検索窓に入力し検索することで、そのパソコンの検索結果が表示されます。

検索結果から、新品発売日を確認します。新品発売日は、例えばメーカーの公式サイトや、価格ドットコム等で確認できる場合があります。
※別の似たようなモデル(型番)が検索結果に表示される場合もありますので、入力する際や検索結果を見る際は、該当のモデル(型番)であるかをしっかり確認する必要があります。
バッテリー劣化を考慮する新品発売日からの年月経過は、短ければ短いほどよいでしょう。理想は1年~2年未満です。
理由としまして、ノートパソコンのバッテリー寿命目安は、使用環境にも前後されますが、2~3年で交換が必要と言われているためです。
~↓ここから補足↓~
※ただし、バッテリー寿命2~3年という年数は、あくまでも目安です。劣化に注意して使用すればより長く使用することは可能ですし、逆により過酷な環境で使用すれば、劣化が早まるでしょう。
私の場合ですが、数年前に中古品として購入した、2014年発売のノートパソコンを使用しており、現在までバッテリー駆動でも問題なく使用できております。
バッテリーに気を付けて使用をしているためか(あるいはバッテリーの種類・品質のためか)、2023年までバッテリー容量は新品時の98%で使用できております。
(新品時と比較し、2%だけ劣化しています。)

新品発売日から年月が経過していないかどうかを確認することが、バッテリーの劣化が少ないパソコンかどうかを判断する最も有効な方法だと思いますが、その次にパソコンの傷・汚れ・使用感・商品ランク等の状態から考察することもできます。
以下↓に中古ノートパソコンの傷や汚れ・使用感・商品ランク等から、バッテリー劣化具合を考察する方法について解説しております。
中古ノートパソコンの傷や汚れ・使用感等の状態(商品ランク)から考察
上記の項「中古ノートパソコンの新品発売日(製造年)から考察」の次に確認することとして、傷や汚れ・使用感等のない、状態(商品ランク)のよい中古ノートパソコンであるかどうかです。
私自身の業務経験から申し上げますと、傷や汚れ、使用感等が少ない、極めて状態の良いノートパソコンの方がバッテリーの劣化が少ない傾向があるように感じます。
※ご注意 商品の状態(商品ランク)から判断する場合※
商品の状態(商品ランク)から考察する場合には注意点があります。
商品の状態ランクは、ショップ側の基準によるものや、ランクを決定する担当者の主観にゆだねられる傾向があります。(※傷のある・なしや、汚れ・使用感といった商品の状態も同様です。)
傷のある・なし、汚れ・使用感の判断は、ユーザー側でも様々です。
例えば同じ商品でも、Aさんという方は「綺麗な商品」と判断しても、かたやBさんという方は「ちょっと傷がある」と判断する場合があります。
ですので、参考程度にお考えいただければと思います。
私個人が考える、商品の状態が極めて良いノートパソコンのバッテリーの劣化が少ない理由としましては、以下↓のことを考えます。
- ノートパソコンの使用回数が少ない可能性
- 前使用者の方が、大事にノートパソコンを扱っていた可能性
仮にノートパソコンの使用回数が少なければ、バッテリーの使用回数も少ないことが考えられます。
したがって、バッテリーの使用回数が少なければ、バッテリーの劣化も少ないということが推測できます。
※ただし、使用回数の少なさは、バッテリーが完全放電し長期間使用していないケースは除きます。
バッテリーの完全放電は、バッテリー残量がゼロになる状態です。
完全放電した状態で長期間放置してしまいますと、バッテリーの劣化を著しく促進させてしまうためです。
加えて、中古ノートパソコンの状態が極めて綺麗な状態の場合には、前使用者の方がそれだけノートパソコンを大事に扱っていた可能性もあります。
大事にノートパソコンを扱っていたということは、バッテリーのことまで考えて、劣化が少ないような使用方法をしていたということも可能性としては考えられます。
以上の理由から、中古ノートパソコンの新品発売日の次に目利きする点として、中古ノートパソコンの状態の良さを確認することがバッテリー劣化の少ないパソコンを選ぶコツとして考えます。
バッテリーテストを行っている中古パソコン専門店を探す
以上、バッテリー劣化がなるべく少ない可能性のある中古ノートパソコンを購入するコツを紹介いたしましたが、あくまでも可能性であり、確実ではありません。
そのほかの方法としては、バッテリー容量に関する情報を商品ページに記載している中古パソコン専門店を探すという方法も挙げられます。
バッテリーは消耗部品となり、基本的に保証がありません。ですので、中古パソコン専門店でも、、現状のバッテリー容量に関しては商品ページ等に記載しないことが通常です。
ですが中には、中古ノートパソコンの商品化においてバッテリーテストを行い、バッテリー容量に関する記載を商品ページに行っている中古パソコン専門店もあります。

バッテリーでの駆動を前提で中古ノートパソコンを購入する際は、しっかりバッテリー容量に関する記載を行う中古パソコン専門店を利用することも1つの方法です。
しかし、こういった中古パソコン専門店は数少ないのが現状です。(バッテリーは消耗部品であるため、バッテリー容量に関する記載までは行わないことがほとんど)
そこで、バッテリーテストを行い、バッテリー容量に関する記載を行う中古パソコン専門店を以下↓の項にて紹介しておりますので、参考までに確認されたい方はご覧になってください。
数少ないがバッテリーテストをしている中古パソコン専門店も!
本項では、中古ノートパソコンの商品化において、バッテリーテストを行い、商品ページにバッテリー容量に関する記載も行っている中古パソコン専門店を紹介いたします。

以下↓にそれぞれ紹介しております。
バッテリー容量80%以上を選定する(※一部商品を除き)中古PC通販専門店!
バッテリー容量80%以上の中古ノートパソコンを選定(※一部商品を除き)する、「Qualit(クオリット)」という中古パソコン専門通販ショップがあります。
中古パソコン専門通販ショップ「Qualit(クオリット)」
※バリュー品・Apple製品・アンドロイド製品を除く ※ただし、沖縄・離島は送料が発生する |
当サイト運営者が考察する 主な魅力(メリット) | 当サイト運営者が考察する 気になる点 |
---|---|
いるためか、商品数が少ない? |
「Qualit(クオリット)」は、約1000台規模もある法人向けレンタルパソコンから厳選して、中古パソコンとして販売している中古パソコン専門通販ショップです。
そのほか私が考える大きな特徴は、商品化においてバッテリーテストを行い、バッテリー容量80%以上のパソコンを選定(※バリュー品・Apple製品・アンドロイド製品を除きます)しているところです。
加えて、中古パソコンでは長期的な12ヶ月保証を付与しています。
通常、中古パソコンは10日間・1ヵ月・3ヵ月といった保証期間が多いのに対し、Qualit(クオリット)では12ヶ月保証を付与する点もQualit(クオリット)の魅力(メリット)として挙げられます。
ただし、法人向けレンタルパソコンから厳選して商品化をしているためか、私個人的には商品数が少ないように感じる点がやや気になる点です。(商品をクリックしても「ご指定のページは見つかりませんでした。」と表示されることもあります。)

ただ気になる点を踏まえても、魅力(メリット)から見て、評価できる中古パソコン専門通販ショップであると言えるでしょう。
中古パソコン専門通販ショップ「Qualit(クオリット)」の詳細を当サイトの別記事でも紹介しておりますので、参考までに確認されたい方はこちら↓のリンクからご覧ください。
バッテリー容量70%以上であるかどうかを確認する中古PC専門店!
バッテリー容量70%以上であるかどうかを確認する、通販サイト「PCショップOraOrA!」という中古パソコン専門ショップ・通販サイトもあります。
中古パソコン専門ショップ・通販サイト
PCショップOraOrA(オラオラ)!
※ただし、沖縄・離島は別途3000円の送料が発生する |
当サイト運営者が考察する 主な魅力(メリット) | 当サイト運営者が考察する 気になる点 |
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(2023年9月11日時点は900点以上の商品点数あり) (ノートパソコン・デスクトップパソコンの合計) (中古品の状態がネックな方も一見の価値あり) | 付属していない場合があるため、 付属品の欄はしっかり確認する必要あり しっかり確認する必要あり |
通販サイトのPCショップOraOrA!では、ノートパソコンのバッテリー容量が70%以上であるかどうかを商品ページに記載しています。
上記の項「バッテリー容量80%以上を選定する(※一部商品を除き)中古PC通販専門店!」にて紹介した、Qualit(クオリット)のバッテリー容量80%の確認よりかは劣りますが、PCショップOraOrA!は豊富な商品点数がある点も魅力(メリット)の1つです。
中古ノートパソコンのバッテリー容量に関する情報を記載していて、なおかつ豊富な商品点数がある中古パソコン専門店で購入したい際に、通販サイトのPCショップOraOrA!はおすすめです。
豊富な商品点数がある通販サイトのPCショップOraOrA!ですが、中には商品ランクに訳ありと記載されている場合や、ノートパソコンのACアダプターが欠品している商品もあります。
訳あり品は、その分お安く購入でき、ACアダプターが欠品しているノートパソコンは、対応するACアダプターをお持ちの際はその分お買い得な商品になります。
※通常の中古パソコンを購入希望の際は、商品ページの各項をしっかり確認する必要があります。

通常の中古パソコンだけでなく、パソコンの知識がある方向けの訳あり品など、幅広い商品があることも、PCショップOraOrA!の魅力です。
PCショップOraOrA!の詳細を当サイトの別記事でも紹介しておりますので、参考までに確認されたい方はこちら↓のリンクからご覧ください。
バッテリーの劣化度合 確認方法の例(Windowsの場合)
本項では、バッテリー劣化度合を数値として確認する方法を紹介いたします。(Windowsパソコンの場合です)
数値としてバッテリー劣化度合を把握することにより、買い替えの時期かどうかの判断目安とすることができます。
「Powercfgコマンド(powercfg /batteryreport)」や「PC正常性チェックアプリ」を実行することにより、バッテリーの劣化度合を確認することが可能です。

以下↓にそれぞれ紹介しております。
Microsoftの『PC正常性チェックアプリ』にて簡易チェック可能!
Microsoftが公式提供している「PC正常性チェックアプリ」では、Windows 11にアップグレード可能機種であるかが確認できます。
ですがPC 正常性チェックアプリでは、他にも簡易的なバッテリー劣化度合の確認もできます。
PC正常性チェックアプリには、対応要件がありますので注意が必要です。
「PC 正常性チェック アプリ」は、バージョン20H2以降のWindows 10のパソコンで利用することができますが、Windows 11にはインストールできないことがMicrosoft公式ページに記載されています。
この更新プログラムは、PC Health Check アプリケーションをWindows 10、バージョン 20H2 以降のデバイスにインストールします。 ただし、Windows 11 デバイスには PC 正常性チェックはインストールされません。
出典:KB5005463— PC 正常性チェック アプリケーション
https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/kb5005463-pc-%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E6%80%A7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-e33cf4e2-49e2-4727-b913-f3c5b1ee0e56
Microsoft.com「KB5005463— PC 正常性チェック アプリケーション」ページに移動
(最終閲覧日:2023年9月12日)
※加えて、PC 正常性チェック アプリでのバッテリー容量は、3年以上前のデバイスで利用可能ということが、Microsoft公式サイト内のページ(PC 正常性チェック アプリの使用方法)に記載されています。
1 つまたは 2 つのバッテリーを搭載したデバイスでは、PC 正常性チェックのこのセクションを使用して、元の容量と比較したときのバッテリーのパフォーマンスに関する情報を取得できます。 バッテリー容量は、3 年以上前のデバイスで利用可能です。
出典:PC 正常性チェック アプリの使用方法
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/pc-%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E6%80%A7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%AE%E4%BD%BF%E7%94%A8%E6%96%B9%E6%B3%95-9c8abd9b-03ba-4e67-81ef-36f37caa7844
Microsoft.com「PC 正常性チェック アプリの使用方法」ページに移動
(最終閲覧日:2023年9月12日)

以下↓の画面は、「PC正常性チェック アプリ」の、バッテリー容量が表示されている時の画面です。(設計容量の 98%と表示されています。)

(MicrosoftのWindows Updateが行われた場合や、機器環境等によっては当記事で紹介している画面と異なる場合がありますのでご了承ください)
上記「PC正常性チェックアプリ」でのバッテリー容量は、「設計容量の 98%」と表示されています。

PC正常性チェックアプリで確認したパソコンは、設計容量の98%と表示されていますので、2%ほど劣化しているという結果になりました。
PC 正常性チェック アプリについては、Microsoft.com公式サイト内「PC 正常性チェック アプリの使用方法」のページに詳細が解説されています。
【参考】PC 正常性チェック アプリの使用方法
Microsoft.com「PC 正常性チェック アプリの使用方法」ページに移動
(最終閲覧日:2023年9月12日)
※リンク先の解説動画で紹介しているパソコンの表示は、英語表示となっています。
そのほか、Windows10や11のパソコンで実行できる、powercfg /batteryreportでもバッテリーの劣化具合を確認することが可能です。
以下↓にpowercfg /batteryreportについて簡単な紹介をしております。
powercfg /batteryreportで確認(Powercfgコマンドの1つ)
powercfg /batteryreportとは、コマンドプロンプトのPowercfgコマンドの1つです。
powercfg /batteryreportでは、ノートパソコンに搭載されているバッテリーの設計容量(DESIGN CAPACITY)とフル充電容量(FULL CHARGE CAPACITY)を確認することができます。
バッテリーの設計容量(DESIGN CAPACITY)とフル充電容量(FULL CHARGE CAPACITY)の割合から、現在のバッテリーの劣化具合を確認することが可能です。
使用可能なスリープ状態を使用するために電源プラン (電源スキームとも呼ばれます) を制御したり、個々のデバイスの電源状態を制御したり、一般的なエネルギー効率やバッテリー寿命の問題に関してシステムを分析したりするには、powercfg.exe を使用します。
出典:Powercfg のコマンドライン オプション _ Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/design/device-experiences/powercfg-command-line-options
Microsoft.comの「Powercfg のコマンドライン オプション _ Microsoft Docs」ページに移動
(最終閲覧日:2023年9月12日)
powercfg /batteryreportは、Windowsのコマンドプロンプトから実行できます。
- コマンドプロンプトとは…
キーボードからコマンドと言われる命令文をキーボードから入力し、パソコンに指示を与え実行するツールです。
以下↓の画像はコマンドプロンプトを起動したときの画面です。

コマンドプロンプトは、世代の古いWindowsから標準搭載されていますので、Windows10やWindows 11でも実行可能です。
powercfg /batteryreportの手順についても当サイト別記事にて解説しております。参考までに確認されたい方はこちら↓のリンクからご覧ください。
【参考】powercfg /batteryreportの手順を解説!【WindowsノートPCバッテリー劣化確認】
バッテリー寿命の目安を考察…買い替えの目安になる
ノートパソコンのバッテリーの寿命は、ほぼ毎日充電・放電を繰り返して使用した場合、年数換算ですと大体2~3年とあり、年数に幅があります。
年数に幅がある理由は、ノートパソコンのバッテリー使用環境・使用状況等により寿命の変動があるためです。
機器環境・使用環境によっては、3年以上使用することも可能と考えられます。

現に私が使用しているパソコンは、使用して3年以上は経過していますが、設計容量の約98%で使用できており、問題なくバッテリー駆動ができております。
(上記「中古ノートパソコンの新品発売日(製造年)から考察」の項内にて紹介)
時間にして、私の機器環境ですとバッテリー駆動でおおよそ3時間前後は使用できます。
そこで、より正確に交換時期の目安として参考になるのは、バッテリー初期容量(設計容量)と、現状のフル充電容量を見るということだと考えます。
バッテリーの設計容量・フル充電容量については、当記事内の上記「そもそもバッテリー容量とは?…使用頻度により充電容量は低下」の項にて解説しております。
バッテリーの寿命の目安として、例えばNECのノートパソコンでは、バッテリーの容量が初期容量の50%以下に達した時点が寿命の定義とされています。
NECのノートパソコンでは、バッテリの容量が初期容量の50%以下に達した時点でバッテリ寿命と定義しています。
出典:正しく使ってバッテリパックを長持ちさせる:サポート情報_ ビジネスPC _ NEC
https://jpn.nec.com/products/bizpc/support/information/batterypack/index.html
(最終閲覧日:2023年2月15日)
NECでは寿命の定義は50%とされています。
ですがバッテリーの減り具合の早さに関しては、私個人的には初期容量(設計容量)から80~70%を下回りますと、新品時に比べて「バッテリーの減りの早さが、新品時と比べて早くなった」とはっきり体感できるような気がします。

バッテリーの減り具合の早さ・体感具合は、人によって異なるかもしれません。減り具合の早さは、あくまでも私個人の感じ方になります。
バッテリーが寿命まで消耗・劣化しますと、バッテリーでの駆動時間が著しく短くなります。
バッテリー駆動でノートパソコンを使用していて、以前と比べて支障が出るほどにバッテリーの使用時間が短くなった場合は、バッテリーの寿命を考えるきっかけになります。
「現状のバッテリ容量が初期容量の50%以下に達したら交換の目安とする」というように、交換の目安を自身にて決めておけば、買い替え・交換時期の判断がしやすいです。
当記事内にて紹介しております、中古パソコン専門通販ショップ「Qualit(クオリット)」はバッテリー容量80%のノートパソコンを選定、中古パソコン専門ショップ「PCショップOraOrA!」はバッテリー容量70%以上のノートパソコンかどうかの記載をしています。
中古パソコンショップ
- 中古パソコン専門通販ショップ「Qualit(クオリット)」
…バッテリー容量80%以上のノートパソコンを選定
(※バリュー品・Apple製品・アンドロイド製品を除く) - 中古パソコン専門通販サイト「PCショップOraOrA!」
…バッテリー容量70%以上あるかどうかの記載- ※パソコンによって、バッテリー容量が違うので要確認
- ※訳あり品や、ACアダプターが付属しないノートパソコンもあるため、商品ページの各項を要確認
バッテリー容量80%以上・70%以上というパーセンテージは、NECのノートパソコンのバッテリーの寿命の定義である「初期容量の50%以下」よりも上回るバッテリー容量の確認であることが分かります。

中古ノートパソコンのバッテリーを重視する際、バッテリー容量に関する記載があるショップは、その分安心感が感じられますね。
中古ノートPCのバッテリーを重視する際は、劣化という点に注意
中古ノートパソコンのバッテリーは、消耗部品扱いとなりますので、保証の対象外となります。
そのため、バッテリーが劣化していると見受けられる場合でも、必ずしも不良品とは言い切れません。
当記事にて、なるべくバッテリー劣化の少ない可能性のある中古ノートパソコンの購入のコツについてご説明いたしましたが、あくまでの可能性であり、確実に劣化が少ないというわけではありません。
どうしても不安という場合には、上記「数少ないがバッテリーテストをしている中古パソコン専門店も!」の項で紹介いたしました、バッテリーテストを行う中古パソコン専門店を利用するという方法があります。

よろしければ参考になさってください。
最後までご覧いただきありがとうございます。